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星空カメラとは……

ギャラクシティのプラネタリウムでは、コンピュータで作り出された星空だけでなく、高解像度のカメラで撮影した実際の星空の映像の投影も行います。この映像は常時10分間隔で送られてきますので、ほぼリアルタイムの画像をライブ中継のように見ることができます。
このような星空のライブ中継は、平成23年7月に、東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究センター(以下、東京大学天文センター)と足立区の間で締結された科学教育に関する協定に基づいています。画像の撮影地も実際の天文研究に用いられている場所ばかりです。具体的には、世界最高地点で東京大学が運営するアタカマ天文台(チリ・アタカマ)、すばる望遠鏡をはじめ世界の大望遠鏡が集結するハワイ観測所(米国・ハワイ)、そして日本最高レベルの空の暗さを誇る東京大学天文センターの木曽観測所(長野県)、の3箇所です。プロの天文学者が最先端の研究に利用している天文台から見た、貴重な星空映像をお楽しみください。

アタカマ天文台からのライブカメラ画像

アタカマ天文台
宇宙を詳しく研究するには、赤外線を使った天体観測が重要です。特に地球大気中に含まれる水蒸気は宇宙から届く赤外線光を吸収するため、天体観測には大きな障害になります。水蒸気の影響を受けず、宇宙から届く赤外線光をそのまま見たい、これは天文学者の長年の夢でした。
TAOプロジェクト(*)では、口径6.5mの鏡をもつ大型赤外線望遠鏡を、南米アタカマの砂漠地帯にそびえる標高5,640mのチャナントール山頂に建設します。ここは世界で最も乾燥した場所で、上空の大気に含まれる水蒸気量はわずか2-3%しかありません。東京の50%と比較すると、アタカマがいかに乾燥している場所であるかがわかります。ここに大型赤外線望遠鏡を建設することによって、これまで水蒸気に阻まれて観測できなかった特別な光を見ることができるようになります。TAOプロジェクト、それは「宇宙に最も近い場所に天文台を作る」夢の計画なのです。
(*) TAOプロジェクトは吉井讓・東京大学教授を代表とした東京大学のグループが推進する計画です。
アタカマ天文台動画を見る
ハワイ観測所
すばる望遠鏡は、国立天文台が運営する口径8.2mの光学赤外線望遠鏡です。日本が運用する望遠鏡としては世界最大級の口径を誇っており、1999年の観測開始以来、最遠方の銀河の発見など、数多くの成果を挙げてきています。
望遠鏡が設置されている標高4,200mのハワイ島マウナケア山頂は、世界でも有数の天体観測適地であり、チリと並んで大型のものを含む最先端の望遠鏡が集まっています。
ハワイ観測所動画を見る
木曽観測所
長野県木曽郡にある木曽観測所は、東京大学理学系研究科天文学教育研究センターの付属天文台です。
山と森に囲まれた観測所には、口径105cmのシュミット望遠鏡などの研究施設が整い、最先端の天文学研究が行われています。
シュミット望遠鏡の特徴は、他の大型望遠鏡よりも広い範囲の空を一度に撮れるということで、この特徴を活かしたアンドロメダ銀河や星雲・彗星などの写真は教科書等でも多く使われています。 また、天文学研究だけでなく、「銀河学校」「星の教室」といった高校生向けの実習などの教育活動や普及活動にも力を入れています。
毎年8月には特別公開を行っており、望遠鏡などの施設を見学できます。
木曽観測所動画を見る